26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/27(木) 22:54:10.85 ID:AOCAKmpU0
八幡「さすがにしないけどな、210円だよ」
由比々浜「さすがに神様は消費税いらないと思うけど?」
雪ノ下「そうね、むしろ比企谷君は自分から関税とか言って差し引きそうなものだけど」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/27(木) 22:57:15.54 ID:AOCAKmpU0
由比々浜「じゃあまずは私から!」
八幡(由比々浜の手には硬貨は数枚握られていた。さっき百円と言ったのは何だったのか)
八幡(手を軽く下から振るう)
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/27(木) 22:57:44.54 ID:AOCAKmpU0
由比々浜「終わったー! なんかいっぱい並んだのにすぐ終わっちゃうともったいない感じがする!」
八幡「…………そうだな」ゴソゴソ
雪ノ下「じゃあ次は私に行かせて貰うわね」ゴソ
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/27(木) 23:00:12.05 ID:AOCAKmpU0
雪ノ下「……」
八幡(控えめに、賽銭箱に割りと近づき同じように小銭を投げ入れる)
八幡(空を舞う硬貨、光。由比々浜より随分と少ない一枚だけだった)
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/27(木) 23:02:02.91 ID:AOCAKmpU0
八幡「んじゃ、最後は俺か」
雪ノ下「ええ、後ろが詰まっているからさっさとすまして欲しいわね」
八幡(そういって雪ノ下は由比々浜と一緒に人の列から遠ざかっていった)
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/27(木) 23:03:21.47 ID:AOCAKmpU0
八幡(未来、とかは……。ベタだろう。未来に希望を持つ、と言うフレーズ自体嫌いだし)
八幡(なんで一秒先すら未来と見てやれないんだ。なんでたどり着けないほど遠い時間を理想郷だと思っていられるんだ)
八幡(俺は失敗したときの傷が深くなるような希望を平然と持って入れる人間じゃない)
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/27(木) 23:04:52.69 ID:AOCAKmpU0
雪ノ下「あら…………比企谷君、だったかしら。遅かったわね」
由比々浜「そうだよヒッキー! なにしてたのー?」
八幡「いや別に、気のせいだろ…………お前らその手に持ってるのは何だ」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/27(木) 23:06:13.51 ID:AOCAKmpU0
雪ノ下「それで、これからどうしようかしら」
八幡「別に普通に帰宅でいいんじゃないか? 特にやることなんて無いだろ」
由比々浜「それじゃあつまんないよ! せっかくのがんじ……、ガンジー? なんだから」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/27(木) 23:08:21.49 ID:AOCAKmpU0
雪ノ下「さて、この流れは遊びにでも誘われたのかしら」
八幡「そうらしいな、休みべき正月にあえて動くリア充ぱねえ」
雪ノ下「こうなったらお開きにしてしまったほうが良さそうね」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/27(木) 23:10:46.64 ID:AOCAKmpU0
八幡(入学式の、そして文化祭のことを言っているのだろう)
八幡(成長と取れるかは分からない、しかし変化とは取れるそれを)
八幡(どれをわざわざ俺に告げると言うのは、雪ノ下なりの去年のまとめだったのかもしれない。まあ雑談にとってつけたような、意味の無いものかもしれないけれど)
47Res/33.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。