過去ログ - とある指輪の魔法使い(マスクドライダー)
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133: ◆79hD2g8VRI[saga]
2013/08/02(金) 20:24:04.39 ID:T9upiKiN0
インデックス「それが魔法使いの使命なんでしょ?とうまはそれを果たしただけで、責任を感じる必要はないかも」


いや、たぶん俺はイラついているんだろう。己の無力さというやつに。


だから、俺はインデックスにこう答えてしまった。「救えないなら意味がない」と。


インデックス「……とうまは私の話をちゃんと聞いてたのかな?」


信号が青色に変わった。


周りの車と一緒に、マシンウィンガーを走らせる。


けれどインデックスの声は、はっきりと俺に届いた。


インデックス「私は幸せなんだよとうま。私はあなたに出逢って、あなたのおかげで救われたの」


上条「〜〜ッ」


ああ、俺はあの時から何にも変わってねえ。


俺は本当に馬鹿野郎だ。


約束したのは俺だろ、弱気になってんじゃねえよ。


本当これじゃどっちが魔法使いなんだかわかりゃしねえな。


上条「なあ、インデックス」


インデックス「なぁに、とうま?」


上条「うまいドーナツの店を知ってるんだ。お前と会った時のみたいな安っすいのじゃないヤツ……これが終わったら、みんなで行こう」


インデックス「……うん!」


上条「オッシャ!じゃあ、ぶっ飛ばすからしっかり捕まってろよ?!」


インデックス「え?あ、ちょ!ちょっと待ッひぃやぁああああああああっっっ!!」


まだ時間はある。


俺はオマエを救ってみせる。


必ず。


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