過去ログ - とある指輪の魔法使い(マスクドライダー)
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137: ◆79hD2g8VRI[saga]
2013/08/03(土) 17:56:36.33 ID:tQEId0sH0
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転機というのは、やはり突然訪れるものである。


俺が魔法使いになった時と同じように。


その最初の出来事は、小萌先生がインデックスにしつこく歯磨きの指導を行っていた時に起こった。


「あれれ〜?」という間抜け可愛い小萌先生の声が、朝飯のおかずのメザシを奪い合う俺とステイル、緑茶をすすってほっこりしている神裂の耳に入って来た。


その声に緊張感や緊迫感が含まれていなかったので、始め俺たちはそれをスルーしていたが、慌ててインデックスの手を引いて戻って来た先生の話を聞いて、そんな朝のひと時は崩壊した。


インデックスの口内、喉の辺りに探していたナニかがあるというのだ。


そして、二十八日。


俺たちにとっての運命の日。


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