過去ログ - とある指輪の魔法使い(マスクドライダー)
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91: ◆79hD2g8VRI[saga]
2013/07/12(金) 00:48:35.44 ID:gjfOiw0o0
ステイル「……コイツを知っているのか神裂」


神裂「あなたが戦闘を始めてすぐに何者からかの使いが飛ばされて来ました。それには【この街の魔法使いはお前達にとって最後の希望だ】と」


ステイル「……どういう意味だい、まさか信じるとでも?」


神裂「ええ、おかしな話です。しかし、私たちの知らない力、技術……そして、最後の希望というのはつまり……」


ステイル「おい、いい加減にしてくれ神裂!君はあんな訳のわからないヤツに彼女を託すというのか!?」


神裂「いいえ、ですから、試してみます。私が、あの魔法使いの力を」


ステイル「くっ……わかったよ。悔しくて腸が煮えくり返りそうだけど、どうもあいつと僕とは相性が最悪らしい。外も中身も」


神裂「ありがとうございますステイル」


神裂というらしいお姉さんが俺と向き合う。


彼女はTシャツを胸の下で縛り、ジーンズの左側を太腿の際どい所まで切断して露出している左右非対称な服装。


腰にはウエスタンベルトが巻かれていて、さっきの長刀はそこに差されていた。


途轍もなく綺麗で完璧な美女だが、酷く疲れた顔をしている。


インデックスやステイルと同じだ。地獄を彷徨って疲れ果ててしまったのだろう。


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