170:第20巻[saga]
2013/09/20(金) 21:19:56.77 ID:wqGXJMdDO
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御坂(もしかして…あの馬鹿)
ロシアからの宣戦布告後、再び途絶えた連絡(インデックスの携帯電話にも掛けたが繋がらなかった)
美琴はつい最近、あの少年が残した書き置きの内容を思い出す。そこにはこう書いていた
『ちょっとロンドンに行ってくる』
「もぉ……わかったわよぉ。自分で煎れればいいんでしょぉ」トボトボゴソゴソ
御坂(あの馬鹿なら、この件に関わってる可能性は高そうね………はぁ)
「って、この部屋カップどころかなにもないじゃなぁい!せっかく操祈スペシャルを御坂さんに振る舞ッゲフンゲフン……ティーカップ一つも持って無いなんて、淑女として恥ずかしくないのかしらぁ」ヤレヤレ
御坂「よし!」
食蜂「ぴっ!」ビク!
美琴は携帯とモバイルとゲコ太財布をポケットに突っ込み、入り口のドアへ向かう
御坂(約束通り…迎えに行こう。ついでに一発ぶん殴ってやる)バチバチゴキゴキ
「へ、待っ、ちょっ、御坂さぁん急にどこ行くのぉ? もぅ、無視しないで説明くらいしなさいよぉ!」トテトテ
あの少年を居場所に連れ帰る為に、御坂美琴は動き出す
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