過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/05(月) 23:32:13.86 ID:onjTWGp30

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――――――――戦え!!


「うォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

吼えた。
感情のままに、ただ我武者羅に吼えた。
肺の酸素を消費して、無駄に体力を消耗するのに。奇襲を仕掛けているのに、自らの位置を教える行為にもなるのに。
理性を凌駕する感情が、有りっ丈の想いを吐き出すように腹から叫びをブチ撒ける。

叫びブチ撒けた感情に従って、その身は風を切り裂いていく。
立体起動。
地下通路に逃げ込み、予備に準備しておいた立体軌道装置を装着して、宙を疾走する。

目標は獣の巨人。
まんまと策に嵌り、放心している図体が馬鹿でかいだけのクソ巨人目掛けて。

「――おォォおおおお!!」

声に反応したのか、こちらに首を振り向かせた獣の巨人。その目の前を通り過ぎる起動で――両の眼を斬り裂いた。
通り過ぎ、建物の屋根に回転しながら着地する。双刀から伝わってきた、確かな肉を削ぐ感触を実感しながら。

「ア、ァ……ガァァァアアアアア!!?!??」

「よぉ――痛そうだな。すぐに楽にしてやるからおとなしくしてろ。じゃねぇと……てめぇの肉を綺麗に削げないからな」

これでヤツの視界は通常なら1分間は闇の中。
仮に片目を優先して治したとしても30秒。更に悲観的に見積もって20秒としても……。



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