過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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101: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/07/02(火) 03:45:59.46 ID:ycr+R0dAo



志保「11時の方向! 大きいのが接近中ですよ!」

椿「キリが無いですね……っ!」

詩織「そろそろ虎の子のウサミン弾も切れるわ」

戦闘が始まってからかれこれ数十分は休む間もなく戦い続けている。
陣地の弾薬は減るが、三人の疲労は溜まる一方だ。

椿「早いとこ避難が済んでくれないと、持ちこたえられそうにないですね!」

志保「今日の分のパフェを食べるまでは、やられるわけにはいかないですよ!」

詩織「それだけ元気ならまだ大丈夫そうね……!」

例え勝機の見えない戦いであろうと、上の指示とあれば挑まなければならない。
一兵卒の辛い現実である。



作戦開始から一時間程経った頃には、
GDF本部の指揮所には、戦地からの悲痛な通信が絶え間なく入ってくるようになっていた。

『こちらパッション4! 負傷者多数! 救援を!!』

『本部! 応答願います! 弾薬が尽きました! 撤退の許可を!』

司令「(クソ……このままでは陸戦部隊は全滅だ!)」

司令「(総司令は何を考えているんだ……!)」

司令「総司令! 機甲部隊の投入を進言します! 既に大半の民間人の避難が完了しています!」

総司『まだ慌てるような時間ではない』

司令「しかしこのままでは!」

総司『進言に耳を貸しはするが、命令を出すのは私だ』

司令「くっ……!」


「司令! 輸送部隊からの通信です、最後の民間人の避難が完了とのことです!」

総司『ふむ、頃合いだな……アレを使うぞ』

「!?」

司令「ま、まさか……」

総司令の発言に、指揮所内の人間の顔色が変わる。


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