過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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198: ◆EBFgUqOyPQ[sage saga]
2013/07/02(火) 22:38:09.23 ID:WkN5BQNwo
ピィ「ブクブクブク……ぷはぁ。ってそうだ、とりあえず引き上げないと」

海に落ちたことにより頭を冷やされたのかピィは冷静な思考に戻る。
そのままピィは水死体の腕をつかみ引き上げられそうな場所まで引っ張っていった。

何とかピィはその水死体を引き上げ息をついた。
彼はそのまま死体を確認する。

ピィ「まさか……死んでない?」

その水死体は水を含んで膨れ上がってないどころか血色がよく今にも起き上がりそうな少女だった。
ピィは少女の首に指をあてる。

ピィ(脈は……ある。でも水を飲んでるだろうし
ハッ!

これはやっちゃっていいんじゃないですかァー!?

人 工 呼 吸!)

ピィ「そうだ、彼女を助けられるのは俺しかいないんだ」

そういってちょっと凛々しい顔つきになったピィは少女に顔を近づけていく。
しかし近づいていくたびにピィの顔がいやらしいものになっていくが。

このまま少女のその唇は下心丸出しの男にズキュウウウンと奪われてしまうかと思われた。

しかしピィの唇が彼女に到達しようとする瞬間、彼女の口から飲み込んだであろう海水が噴き出した!
その水はピィの顔面に直撃する!

ピィ「ぐぁあああ!目が……目がァーー!」

海水にさらされたピィの目は激痛を訴えた。
ピィの視界が奪われている間に少女はむくりと起き上がる。

少女『……少し寝過ごしてしまいました。どこまで流されたのでしょう?』

少女はロシア語で呟く。
少女は近くにいたのたうち回るピィに視線を向ける。
そのまま腰にある拳銃を手に取った。

少女『海水に浸されてる。使い物になりませんね』

そのまま拳銃を海に投げ捨てた。
彼女はのたうち回るピィに手をかざす。

ピィ「ぐぁあ、あ……あれ?痛みが引いてきた」

少女「ドーブラエ ウートラ。いや、日本語ですか……。どうやらここは日本のようですし、こうですか。おはようございます?」

少女は首をかしげながらそうやって挨拶した。




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