過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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199: ◆EBFgUqOyPQ[sage saga]
2013/07/02(火) 22:39:27.18 ID:WkN5BQNwo


ピィはそのまま少女とともに港から移動し始めた。

ピィ「なるほど、散歩中に足を滑らして海に落ちてしまったのか」

少女「ダー、助けてもらって感謝します」

少女はとりあえずこのようにピィに事情を説明した。
当然本当このことなど話せるわけがない。
実際少女自身の存在でさえ国家機密、トップシークレットなのだ。
ロシアの孤島から流されてきたことも話せるわけがない。

ピィ「外国人なのか?」

少女「ニェート。半分正解です。ハーフなのです。ママが日本人、パパがロシア人」

少女は当たり前のように偽の家族構成を言う。

ピィ「そうなのか。よし、壊れてないか。親には連絡した方がいいんじゃないか?」

そういってピィは少し濡れた携帯電話を確認しながらを差し出した。

少女「バリショーエ スパシーバ。言葉に甘えます」

少女はピィの携帯を手に取る。
ここで断るのは不自然であるうえ、たとえ履歴が残ったとしてもピィ自体を処理してしまえば問題ない。

少女はそのまま日本にある特殊能力部隊とつながりのある組織の日本の支部に連絡を入れた。

少女『現在日本の○○に流れ着いた。私が証拠を処理したのちに回収を頼みます』

少女は電話を切ってピィに返した。

少女「迎えを呼びました。近くのコンビニに迎えに来てくれるそうです」

ピィ「家ではロシア語なのか」

少女「ダー、ロシアで暮らしていたことも長いので。当然両親も日本語はしゃべれますよ」

内心少女はすきを窺っていた。
近くに海はあるし能力を使えば証拠隠滅も造作もない。
武器はなくとも少女にはピィをすぐに殺せる戦闘力を持っていた。

しかし……

塩見周子「ピィ。ようやく見つけた」


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