過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:42:21.22 ID:WkN5BQNwo
少女(大丈夫。平常心を保つ)
周子「ところであなた、名前は?」
そこに周子に話を振られる。
ピィ「そういえば名前聞いてなかったな」
少女「私は……○○です」
とりあえず適当な偽名を応えておく。
少女(そういえば私の名前は何なのだろう?考えたこともない)
少女は幼いころから特殊部隊で育てられてきた。
物心ついた時には自身のコードネームで呼ばれていて、そのコードネーム自体も定期的に変更されていた。
つまり自身を識別する記号、名前を彼女は持ち合わしていなかったのである。
当然彼女はこれまでにそんなことを考えたこともなかった。
こんな状況に陥ったのですら初めてなのである。
誰も名を尋ねてくることもなかったのだ。
周子「へぇ……。アタシは塩見周子。よろしく」
周子の瞳はまるですべてを見透かしたかのような瞳、少女からはそんな風に見えていた。
少女「オーチン プリヤートナ。よろしく」
ピィ「ああ、そういえば俺の自己紹介も忘れていたな。まぁ……ピィとよんでくれ」
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