過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:43:54.18 ID:WkN5BQNwo
周子「じゃあアタシは先に戻るから。ピィさんに○○ちゃんは任せたよ♪」
そう言って周子は煙を上げて姿をけしてしまった。
以下略
203
:
◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:45:17.65 ID:WkN5BQNwo
柊志乃『あら、珍しい。あなたの方から連絡してくるなんて。どうしたの?』
電話に出た女性、柊志乃は機嫌のよさそうな声で周子に尋ねた。
周子「ちょっと頼み事したいんだけど、いい?」
以下略
204
:
◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:46:37.79 ID:WkN5BQNwo
少女は監視の目が緩んでいることになんとなく感じ取っていた。
少女(ここで勝負をかける?でもその後どうする?)
以下略
205
:
◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:48:02.89 ID:WkN5BQNwo
ピィ「危ない!」
少女はピィに抱かれ、その場からピィとともに飛び退く。
先ほどまでいた場所は黒く細長い何かが飛んできて大きく振るわれる。
その瞬間、アスファルトはひび割れながら砕かれた。
以下略
206
:
◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:50:11.40 ID:WkN5BQNwo
『許サン!許サンゾォオオオオオ!』
カースは叫びながら先ほどの鋭利な触手を飛ばしてくる。
その矛先は一直線にピィたちに向かっていった。
以下略
207
:
◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:52:09.63 ID:WkN5BQNwo
凶器と化した触手は一直線に少女の方に向かっていく。
しかし少女はそれを素手と脚を使って、すべてを逸らすか、掴んだ。
そしてそのまま靴底に仕込まれていたナイフを足元に押さえつけた触手に突き刺す。
しかし泥のような体をするカースには効果がなかった。
以下略
208
:
◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:54:11.87 ID:WkN5BQNwo
カースは針山を自身の体に収めると、少女は地面に膝をつく。
勝利を確信したのだろう。
そのままカースは少女をとり込もうと動き出した。
しかしその動きは止まった。
以下略
209
:
◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:55:57.36 ID:WkN5BQNwo
突如と聞こえてきた声に少女は身構えた。
そこにはやはり塩見周子が、倉庫の屋根の上に座っていた。
周子の近くにはピィが倒れている。
きっと巻き添えを食らわないように周子が移動させたのだろう。
以下略
210
:
◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:58:27.32 ID:WkN5BQNwo
それだけを伝えられると電話は切れてしまった。
周子「わかったかな?ビエーリコート、つまるところ白猫さんの帰る家はなくなっちゃったわけなの」
少女「これは……どういうことですか?」
以下略
211
:
◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 22:59:54.59 ID:WkN5BQNwo
周子「だって殺してないし、それどころ治療までくれたじゃん。お礼を言いたいくらいだよ。ありがとう、ピィを守ってくれて」
心からの感謝の言葉。
これまで憎まれはしても、感謝されることはなかった。
そういう世界に身を置いていたので当然だが、少女にとってはこの感覚でさえも初めてなのである。
以下略
212
:
◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/07/02(火) 23:01:37.60 ID:WkN5BQNwo
周子「ならあなたは生まれ変わればいいんだよ。
これまでのような血にまみれた白猫じゃない。
新しいあなたに。
罪は消えないかもしれないけど、やり直せるから」
以下略
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