過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
1- 20
212: ◆EBFgUqOyPQ[sage saga]
2013/07/02(火) 23:01:37.60 ID:WkN5BQNwo
周子「ならあなたは生まれ変わればいいんだよ。
これまでのような血にまみれた白猫じゃない。
新しいあなたに。

罪は消えないかもしれないけど、やり直せるから」

周子は少女の目を笑顔で見つめて少女に、失っていた名を告げた。

周子「あなたは

アナスタシア

あなたのお母さんがつけてくれた名前」

アーニャ「ミニャー ザヴート アナスタシア

ミニャー ザヴート アーニャ!」

幼いころ、まだ自我さえなかった確立していなかった頃、母親の腕に抱かれていた記憶をアーニャは思い出す。
愛称であるアーニャと母が呼んでいてくれたことを。

アーニャ「まったく、今まで涙など……流したことすら、なかったのに
涙が、なぜか止まりません」

周子「泣いていいよ。きっとその涙は大切なものだから」

アーニャ「ううう……
うわあああああああああああああああああん!」

周子は泣きじゃくるアーニャを腕に抱きながらその頭をなでている。



周子「まったくこの子、かわいいわ」



少女の心は完全に溶けきった。
まだ心の歪みは治ってはいないがそれでも
彼女、アナスタシアは再びこの世に誕生することができたのだ。






ピィ「なんだか出て行き辛いんですけどこの雰囲気」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/587.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice