過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part3
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784: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/07/09(火) 03:58:39.83 ID:w0ARctWro


   コンコン


そら「!?」ビクッ

「ごめんくださーい!」

そら「(来客? 何者だ……?)」

そら「はいはーい!」


   ガチャッ


「あ、こ、こんにちは……」オドオド

扉を開けると、目の前には自分と同じくらいの年の頃(あくまで肉体年齢の話だが)の地球人の少女が居た。

そら「(この娘は……隣の部屋に住んでる地球人か)」

そら「(たしか近所のサプライデポ──地球では"コンビニ"と呼ばれていたか……そこで働いていたはずだ)」

目の前の少女について、かつて自身の近辺の地球人を調査した際の情報を脳内で検索する。

そら「(北条加蓮──年齢は16、幼少期より病を患っており、数ヶ月前に両親によって死亡届書が出されている……)」

そら「(しかし、その死亡が確認されるより前に、入院していた病院より失踪……以後消息不明)」

地球人の公の機関の記録では、北条加蓮についての情報は概ねこのような内容だった。
しかし、秘密裏にアクセスした宇宙管理局のデータベースには、地球人には知られていない内容が記載されていた。

そら「(入院先の病院において負の思念体と融合……嫉妬の化身エンヴィーを名乗り各地で暴れ回る)」

そら「(最終的には宇宙管理局の特殊部隊と交戦し、負の思念体は浄化され、北条加蓮自身も負の感情から解放される……)」

そらが調べ得る範囲で得られた情報はこれくらいだった。
問題は、なぜその北条加蓮が自分を訪ねてきたのかということだ。


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