過去ログ - クリスタ「誰も私を知らない世界。」
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21: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 21:48:00.72 ID:g75CBb1AO
そんな事を考えていると、一人の商人が話しかけてきた。
商人「どうしたね、お嬢ちゃん。浮かない顔して。」
22: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 21:48:53.54 ID:g75CBb1AO
商人「ん? 何区だって? そりゃアンタ、トロスト区だよ。ほれ。」スッ
商人は自身が商う雑貨屋の暖簾(のれん)を指差した。
23: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 21:49:36.77 ID:g75CBb1AO
一旦離れます。
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/01(月) 22:12:12.11 ID:LcI4Ux1Qo
きたい
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/01(月) 22:50:39.06 ID:eIIC0nrZo
期待
26: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 22:59:30.71 ID:g75CBb1AO
>>24>>25
ありがとうございます。
頑張ります。
では、再開しますね。
27: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:00:30.01 ID:g75CBb1AO
―789年 トロスト区―
クリスタ(なんで!? 一体何が起きたの!?)ツカツカツカ
28: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:01:21.87 ID:g75CBb1AO
無闇に歩き回ったところで何が解決する訳でもないが、じっとしている事などできなかった。
しかし、目につく商店の軒先に吊られた暖簾や垂れ幕の文字が片っ端から現実を突き付けてくる。
――祝 789年
29: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:02:23.29 ID:g75CBb1AO
飲食店とおぼしき建物の軒下に置かれている。
建物のドアノブには“営業終了”のプレートがかかっているので、勝手に座っても怒られる事はないだろう。
クリスタはベンチに腰を降ろし、溜め息をつきながら空を見上げた。
30: ◆51UnYd7yHM[sage saga]
2013/07/01(月) 23:03:19.55 ID:g75CBb1AO
ただ、その前日――という言い方が正しいか不明だが――の夜、なかなか眠れなかった事は覚えている。
つまり、眠りに就いてから先ほどの場所で気が付くまでの記憶がゴッソリ抜け落ちているのだ。
では、眠りに就くまでの間、自分は何をしていただろう?
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