32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/04(木) 19:26:59.51 ID:sbNIfXND0
保育士「はい、男くんいい子いい子」ダキッ
―そうして俺が夢を見た時、決まって保育士さんはこうして抱きしめ頭を撫でてくる。
男「止めてくださいよ、もう子供じゃないんですから」
保育士「お姉さんからすれば男くんは十分子供ですよー、それにしても男くん大きくなったね」ナデナデ
男「もう高校生ですから」
保育士「そうだね、男くんがもう高校生だもんね。私がおばさんになるわけだ」
―ここに来たばかりで俺が毎夜夢を見ていたころ、保育士さんはこうして俺を抱きしめながら一緒に寝てくれた。
―うなされる俺を抱きしめ頭を撫でてくれた。俺が寝付けるまで何度も何度も。
―この人は俺を愛してくれる、ここなら俺は居てもいいんだ、と幼いながらに涙がこぼれそうになったのを俺は今でも覚えている。
保育士「少しは落ち着いた?」
男「はい、頭痛も引きました」
―こうして撫でられいるだけで俺の頭痛は嘘のように引いていた
―刷り込みというのは恐ろしい。保育士さんに抱きしめられているだけでさっき起きたばかりだというのにまた眠気が襲ってきた。
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