3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/03(水) 17:24:13.55 ID:r4FRmMPoo
魔導師「でも、ここには大学の研究所と同じくらいの規模の研究施設があるから便利ではあるの」
魔導師「私ばかり喋っちゃってごめんなさいね」
少年「いえ……」
魔導師「あんまり人と関わる機会がないから、お友達ができて嬉しくって」
魔導師「あなた、年齢は?」
少年「……その、数は五までしか数えられないんです」
少年「それからは、年を取るたびにこの木の板に線を刻んでるんです」
魔導師「ええと……十二歳ね」
魔導師(普通の十二歳よりもだいぶ小さいわね……十歳を超えているとは思えないわ)
魔導師(充分な食事すら与えてもらえなかったんだわ。酷い主人に雇われていたのね)
魔導師「数の数え方を教えてあげるわ。その前にお風呂に入りましょう」
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