過去ログ - 少年「もっと強くなりたかった」
1- 20
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:31:46.86 ID:r4FRmMPoo
魔導師「体も綺麗になったし、お湯につかりましょうか」

少年「お風呂……」

少年(前のご主人様の風呂掃除をしたことはあるけど、入るのは初めてだ)
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:32:29.99 ID:r4FRmMPoo
十分後

少年「…………」グタリ

魔導師「だ、大丈夫……?」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:34:10.13 ID:r4FRmMPoo
――――
少年「う……」

魔導師「目は覚めた? 良かった……」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:34:41.80 ID:r4FRmMPoo
少年(優しい人だな)

少年(けど、僕の不器用さを知ったら愛想を尽かされてしまうんだろうな)

少年(……嫌だな)
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:35:08.29 ID:r4FRmMPoo
翌朝

魔導師「よく眠れたかしら」

少年「い、一応……」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:35:40.33 ID:r4FRmMPoo
魔導師(昔は大勢で一緒に暮らしたものだったわ)

魔導師(どんなに貧しくても、世間から嘲笑されても、笑顔で食卓を囲んでいた)

魔導師(独立してからは、社会的には成功してもどこか寂しかった)
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:36:20.43 ID:r4FRmMPoo
魔導師(この子が自分から話しかけてくることはほとんどない)

魔導師(おそらく、ただ命令を聞くように指導された結果だわ)

魔導師(奴隷の運命は主人に左右される)
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:37:31.40 ID:r4FRmMPoo
魔導師(いわば、奴隷が存在するのは様式美……けれど、あまりにも彼等が不憫だわ)

魔導師「ご飯、足りたかしら」

少年「……その、おかわりしてもいいですか?」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:37:57.98 ID:r4FRmMPoo
魔導師「……そろそろ研究棟に行かなくちゃ」

魔導師「一緒に来てくれるかしら。私の研究を見せてあげる」

少年「は、はい」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 17:38:24.66 ID:r4FRmMPoo
少年「これは……」

魔導師「私の研究の試作品よ。完成品は町の防壁に埋め込んであるわ」

魔導師「この魔導器を起動させると防壁が強化されるの」
以下略



68Res/35.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice