35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/06(土) 00:47:19.39 ID:SbZsOLkfo
彼女の耳元で、小さくつぶやくと
彼女は視線を逸らし、腕で自らの目元を隠した。
……泣かせた?
そんな時でも、私は彼女の泣き顔も見てみたいな、なんて考えてしまって。
どうしようもないな、自分、だなんて心の中で自らを嘲笑していた。
千穂「……なさい」
唯「……え?」
千穂「……ごめんなさい、櫟井……さん」
唯「……どうして、謝るの?」
千穂「……わ、私……」
千穂「今日……櫟井さんを、呼んだのは……」
「まえの、お礼なんかじゃなくて……っ」
千穂「そんなの、ただの言い訳でしか……なくてっ」
千穂「本当は……私」
千穂「こういうことに、ならないかなって……よこしまな気持ちで」
千穂「……櫟井さんを、家に……よんじゃった……」
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