839:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/11(水) 23:32:30.24 ID:sXCb9grdo
同時刻 とあるビルの屋上から北西に500メートル離れた路上
ガキィン、と美琴の身体から発生した紫電が
不意に飛んできた銃弾を振り落すように弾いた。
勢いを殺された銃弾は回転しながら地面に落ちていき
コツン、と虚しい音が辺りに小さく響き渡る。
(ったく、どこの誰だか知らないけど詰めが甘いわね。
遠距離から気付かれない様に狙うっていうのはアイデアは
認めるけど、速さが足りなかったわね)
美琴は、無意識でレーダーのようなものを張り巡らせこそしているが
かつての一方通行の様に常時防御を展開していた訳ではない。
ただ、自身に向かって飛んでくる弾丸を観測した瞬間、
反射的に能力を発動させただけの事だった。
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