130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/24(木) 15:10:34.65 ID:aPEj4/Cg0
「おい」
殺せ。そんな命令が声に含まれている。どうやら、盛り下げられて気分を害したのは
自分だけじゃないらしい。
「あぁ。誰だか知らねえが、死ね」
自分の手の平に炎弾を作り上げ、暗闇の中に放り込む。
触れたら溶けてしまうほどに高温。人体に当たったら瞬く間に死に至る。
(クズの無能力者が、くたばりやがれっ!!)
バチバチと火花を散らしながら暗闇に炎弾が吸い込まれていく。
炎弾が薄暗いところから不意打ちのように現れたら
多くの人間が避けられないはずだ。
「誰だか知らんが残念だったな
邪魔しなければもう少しだけ長く生きれたのに」
「だな。じゃ、早く続きやろうぜ」
「ああ」
着弾したのかも確認しないまま少年たちは向き直す。
そして倒れている少女を虐めるために
足早に歩き出す。
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