24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/09(火) 22:28:59.87 ID:9ALPomJq0
「……もうすぐ完全下校時間だし帰るか」
時計を見て上条が提案する。太陽も既に落ちて
薄暗くなった公園を外灯と自販機の光が照らしている。
冷たい風が体を軽く舞い上げ、体を振るわせる。
「そうね」
御坂も了承しこのまま解散することになった。
上条と御坂の帰り道は逆方向のため自然と上条は一人で帰ることになる。
……のだが
「……」
「……」
無言のまま、上条は横の人物をチラリと見る。
しばらく歩みを進め、口を開く。
「あの……」
「何よ?」
「どうして御坂さんはついてくるのでしょーか…?」
「別にいいじゃない。ダメなの?」
なんてことない風に御坂は聞き返す。
「ダメ!!」
ジト目で見ながらそんなことを言ってくる御坂に
上条は強い口調で拒否を突きつける。
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