25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/09(火) 22:37:42.33 ID:9ALPomJq0
「何、私と帰るのがイヤって訳!!」
御坂がどうして自分と帰るのが嫌なのかと感情を
声に込め、反論する。
「違う」
上条は御坂の肩に両手を添えながら顔を近づけ。
まるで諭すように、真っ直ぐ彼女の目を見る。
「違う。御坂が心配だから言ってるんだ。最近は物騒なんだから
下校時刻は守らないとダメだ。だからもう帰れ」
「ちょ、ちょちょっとぉお///」
突然、顔を近づけられた御坂はボンと音が出そうなくらい赤くなり
バリバリと頭から漏電する。
「あっ」
頭が沸騰して平衡感覚を失っていた御坂は足がもつれて上条に
寄りかかる形になってしまう。
「おいちょっと御坂?!大丈夫か?おいしっかりしろ!!」
突然、倒れかかってきた御坂を添えていた両手で支える上条。
支え方がちょうど御坂を囲むように、つまり抱きしめる形になっていた。
「ふ、ふにゃああぁぁっぁあああぁぁぁぁああああ///」
「えっ?」
ボンっと御坂の頭から爆発音が聞こえ、煙のようなものが
噴き出る。
「御坂ぁぁぁあ!!しっかりしろぉぉぉおおお!!」
御坂美琴の意識はそこで途切れた。
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