過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」3巻
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/06(土) 19:42:22.43 ID:6QX93pwdo
そのことと、もう一つ気になることのせいで頼りない返答になる。

恵美「私は、勿論いいんだけど……」

漆原「佐々木千穂はそれでいうわああっ!」

言いづらいことをあっさり言ってのけた押入れの主を、ベルがふすまを叩いて黙らせる。
そう、千穂ちゃんにしてみれば、私と貞夫が正式に付き合ったのならともかく、
否応なしにそういう扱いになっている現状には認めがたいものがあるかと思うのだが……

千穂「私もそれがいいと思います」

そう言った彼女は、思いの外、曇りのない笑顔だった。

千穂「アラス・ラムスちゃんの件がどうなるか分からないですけど……」

千穂「とりあえず今は、全部終わったときに納得できるように頑張りましょうよ」

貞夫が彼女を見る。
……何か、二人の中で話し合いでもあったのだろうか?

ともあれ、彼女が言い切ったことで結論は出た。
貞夫と予定を照らし合わせた結果、遊びに行けそうなのは五日後の日曜日。
私は午前に仕事があるが、昼から三人で待ち合わせることにした。


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