過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」3巻
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[sage saga]
2013/07/06(土) 19:51:33.92 ID:6QX93pwdo
真奥「おいおい、客が来てるなんて聞いてねぇぞ?」
ガブリエル「やー、彼らを責めないでやってよー。君たちのことを考えて電話してくれたんだからー」
軽い口調で、話し合いをしようと持ちかけてきたその巨漢は、
貞夫のガブリエルかという問いに肯定した。
目の前には異様な光景。
ガブリエルの他に、ベルの喉元に剣を突きつけた男が一人と、漆原を囲む男が三人。
こいつらが天兵連隊とやらだろうか。
よくもまあこれで話し合いなどと言えたものだ。
鈴乃から私へ、漆原から貞夫へ来た電話は、東京のどこかでゲートが開いたというものだった。
その警告に慌てて帰ってみればこれだ。
どうやら私達より早くガブリエル達が魔王城に来たらしい。
芦屋の姿がないが、出かけているのだろうか。
ガブリエル……イェソドのセフィラの守護天使。
それが真実ならば最初から懸念していた、アラス・ラムスの"本当の保護者"にあたる存在だ。
だが、アラス・ラムスは奴を警戒するように貞夫の後ろにしがみついている。
ガブリエル「君の後ろに隠れてる子と、できたらエミリアの聖剣頂戴」
ガブリエル「あと、ルシフェルが注文したピザキャップのピザ、皆で食べちゃった。ごめん」
真奥「お前はこの期に及んで何してんだ!」
切れた貞夫に、敵に囲まれてもぼけっとしていた漆原が竦んだ。
……こいつといいサリエルといいガブリエルといい、本当、天使はふざけた奴しかいないのだろうか。
お母さんまでそうだったらどうしよう。
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