過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」3巻
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/06(土) 20:08:24.77 ID:6QX93pwdo
誰もが考えこむ中で、やがて議長が発言した。

鈴乃「……ふむ、こうなれば、アラス・ラムスを含む皆が少しずつ我慢する折衷案でどうかな」

真奥「……というと?」

全員の視線を受けて議長が続ける。

鈴乃「まず基本は今と変えない。エミリアとアラス・ラムスは今の家に住み、魔王達は魔王城に住む」

鈴乃「エミリア、あなたはアラス・ラムスを連れて暇なときは魔王城に遊びに来るといい」

恵美「そうね、それは今までと変わらないし、問題ないわ」

頷いて、彼女は続けた。

鈴乃「問題の、アラス・ラムスが両親と居たがることだが、週に一度か二度ほど、家族で暮らす日を作ってはどうだろう」

鈴乃「その日は三人で遊びに行くなり、エミリアの家に泊まるなりして親睦を深めれば良い」

千穂「ちょっ……」

腰を上げかけた千穂ちゃんを、ベルが手で制す。


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