過去ログ - 最後で最初の二人
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:22:50.49 ID:4gAHXrrfo



『大丈夫大丈夫ー。どの種族も差別する気はないよー。その代わり特別扱いもしないけどね』

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:23:23.21 ID:4gAHXrrfo

そんなことを考えて歩いていると座ってぼーっとしてる彼の後姿が見えた。


――大変なことになっちゃったね
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:23:51.30 ID:4gAHXrrfo

――うん。だって私たちって生まれたときから戦争やらなんやらでずっと不運続きだったじゃない?

「ああ、なるほどな。つまりこれは私たちにふさわしい最期というわけか」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:24:19.36 ID:4gAHXrrfo


そう、最期くらい。
最期くらい少しはわがままになってもいいよね?
あっ、雪が降ってきた。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:27:31.98 ID:4gAHXrrfo


ついに運命の日がやってきた。
再び神がやってきたのだ。
やってきたというのは正しくないのかもしれない。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:28:07.79 ID:4gAHXrrfo



『それじゃあもう人間以外の動物のツガイは全部船の中に入れちゃったから最後に人間を入れるね』

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:28:33.76 ID:4gAHXrrfo



「もうお別れだね」

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:29:02.34 ID:4gAHXrrfo

「会える?会えるってどこで?」

――天国……かな

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:29:29.33 ID:4gAHXrrfo



少し寂しくなって彼女の手を握る。
彼女も弱く握り返してくる。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:30:04.80 ID:4gAHXrrfo

目を開けるとそこは部屋の中だった。
現状を理解できない私は困惑しながら周りを見渡すと隣に彼女が居た。
私の手をしっかり握って。

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/07(日) 13:30:34.22 ID:4gAHXrrfo



『詳しいことは船を降りた後に説明しよう。今しばらく寝るといい』

以下略



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