過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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125: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/11(木) 01:25:57.08 ID:GwY168de0


「あぁ、可愛いよ。衣装だって、バッチリ似合ってる」


その言葉を聞いて、彼女は満足そうに頷いた。

こうして、幾分彼女は平静を取り戻してくれた。
そのおかげかどうかは知らないが、幸子は存在感を十分に示しながら、仕事をキッチリとこなした。
いずれまた、オファーも来るだろう。私はそう睨んでいる。

私も、できればこういう仕事を取っていきたい。
しかし悲しいかな。幸子のキャラがあまりにも濃いので、バラエティにも多々御呼ばれするのだ。
しかも、概ね好評である。

これは、私が以前やった企画のせいもあるかも知れないが。
スカイダイビングと素潜りは、誰であろう私の提案だった。


「幸子は、面白い子だから。私が冗談を言っても、すぐに返しができるし、反応も良い。素質があるんだ、バラエティの。
 それに、最近じゃ可愛い子が体を張るっていうのは、どうやら好まれる傾向がある」

「それは、――さん相手……いえ、何でもないです。そ、それに、そういうコトならみくさんの方が向いているんじゃないですか?
 あの人、大阪出身ですし」

「中国人でも、中華料理が嫌いな人間もいるさ。皆が皆、そういう枠の中に、収まる訳じゃないだろ?
 みくだって、ツッコミもボケもさして出来ないって言っていた……いや、そうでもない気がする。
 むしろツッコミ慣れてるような気がするな、彼女は」


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