過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
1- 20
145: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 01:18:54.65 ID:rh9YQKQy0


「……ダメだ」

「っ……」

「十位は、ダメだ……五位以上なら、良い」


私は彼女の方へ振りかえり、最後の抵抗を口にした。
幸子はこの言葉が予想外だったのか、「えっ」と目を見開いて私の顔を見ていた。


「そ、それって……」

「十位なら、今の幸子なら入れるだろう。私はそう確信している。
 でも、それじゃあダメだ。もっと、上を目指して貰わないといけない」

「……」

「もし、五位内に入ったのなら……幸子の言った通り、何か願い事を一つ聞こう。
 私の叶えられる範疇で、だが」


私は最後の部分を殊更に強調して言った。
彼女はまだ、自分で提案した事なのに信じられないという面持ちで、私の事を見ていた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
433Res/312.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice