過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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178: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 10:46:49.47 ID:rh9YQKQy0


何かバツが悪そうに、彼は頭を掻いた。
私はそれを見て、生意気に言葉を返す。


「もっと男らしいところを見せろ。そうでないと、あの人はついてきてくれないぞ」

「言われなくてもするさ。まぁ、見捨てられた時は、君と俺の担当アイドルを入れ替えて貰うことにするよ。
 そっちは無駄に明るいし、楽しそうだしな。あ、それと、最近俺の担当一人増えたんだぜ。大人な人、うん。
 お前もちょうど良いだろ、アダルティチームで。アダルティだぜ、アダルティ。結構毛だらけ猫灰だらけって感じ」


よくわからない単語を連発されたが、私はそれを流した。
担当を変える事など、今ではそんな発想微塵も無いが、これは言わないでも良い。
口ではこう言っているが、彼も同じはずだから。


「……しかし、時々思うんだがうちの事務所の采配はどうなってるんだろうな」

「まぁなぁ……俺とお前、普通だったら逆にしてるよなぁ……」

「しかし、今ははまってるぞ。私はもう、彼女から……いや、彼女達から離れる気は無い」

「あぁ、俺もだよ。でもうーん、これが不思議なんだよなぁ……」


そんな事を言っていると、彼のアイドルが入場してきたので私達はこの会話を一旦止めた。
そして、ステージを見る事に専念した。
途中、自身のアイドルとこの日の為に買ってきたという望遠鏡を自慢されたが、適当に聞き流した。

そうして、アイドル全員がステージ上に出揃った。



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