過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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201: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 23:57:37.22 ID:rh9YQKQy0


「えっ、ちょ、ちょっと待って下さいよ! ほ、本気ですか!」

「なーな、ろーく、ごー」


幸子はようやく両手を離したがもう遅い。


「ちょ、は、離れますから……って、何でそっちが力み解いてないんですか!」

「よーん、さーん、にー、いーち」


一まで数えると、幸子は両手を胸の前に縮こませ、目を必死で瞑って身構えた。
それを見て私は手を放し、幸子の頭をぽんぽんと二回軽く叩いた。


「……あれ?」

「ほら、行くぞ。こんな所でお前を抱えて出る訳ないだろう。恥ずかしい」

「なっ……」


幸子は一層顔を赤くして、怒っているようなガッカリしたような、驚いているような器用な表情をした。




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