過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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214: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/21(日) 19:12:51.06 ID:3F74c3xT0

今後の打ち合わせや挨拶周りも終了し、我々はへとへとになりながら車に乗り込んだ。
打ち上げやらはまた後日という事になった。酒の席に私が行ってどうするのか、よくわからないが。


「ようし、シートベルトはしたな」


私は後ろを振り返り、幸子がきちんとシートベルトをしているか確認した。


「それくらい言われなくてもしますよ。ボクを何だと思ってるんですか」


腕を組み、脚も組んだ幸子が相変わらずの澄まし顔で答える。
とりあえず、またからかう事にする。


「可愛い私のアイドル」

「ぐっ……な、何ですかさっきから……イタリア人の霊でも憑依したんですか?」

「投票期間中、私を避けてた仕返しだよ」

「いや、まぁそれは……わ、悪かったですけど、仕返しって……ホント子供ですね――さんは」

「それで、何で私を避けてたんだ?」


分かり切った問いを、意地悪く幸子に投げる。
案の定、幸子は私から視線を逸らし、脚をもじもじとさせて逡巡した。



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