過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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255: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/08/04(日) 21:54:20.38 ID:lgRE4mqd0


「……あれに、乗りましょうよ」

「あれ?」


幸子が見つめている方を見ると、大きなレールの上を轟音と共に駆ける丸太のような物体が見えた。
ジェットコースターだ。このチョイスは予想外だったので、少々驚いてしまった。


「あ、あれか……」

「あれ? なんですかその反応は……あ、もしかして、怖いんですか?」


幸子は先程の仕返しのつもりなのか、にやつきながら私を煽って来た。
あの程度の乗り物ならどうという事はないが、とりあえず乗っておく事にした。


「あ、あぁー……昔から苦手でなー……」


私がそう弱音を吐いてみせると、幸子の目の色が変わった。
そしてニヤニヤと、私をなじり始めた。


「ふふん、そうですかそうですか。情けないですね大人の癖に。恥ずかしいとは思わないんですか?
 あんなのただの速いだけの乗り物じゃないですか」



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