過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
↓
1-
覧
板
20
328
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/08/12(月) 23:13:52.00 ID:1WTW2rlH0
「じゃ、じゃあ……えっと……そろそろ、良いか?」
「あ……はいっ……」
布団を敷き、彼女を寝かせる。
その小さな体の上で、私は彼女を覆うようにして対峙した。
ぼんやりとした明りの中で、彼女の身体が小刻みに震えているのが見えた。
「……怖いか?」
「そ、そんな訳……ありま、せんよ……」
声まで震わせながら、彼女は気丈にもそう言う。
そんな振舞いが堪らなく愛おしい。
私は少しでも彼女の恐怖を拭い去ろうと頬を撫でた。
「あ……」
「……また落ちつくまで、待つよ。幸子に、合わせるから。本当に無理だと思ったら、すぐにやめるから……」
その言葉に彼女は安心したのか、頬を撫ぜる私の手を握り、私に微笑んでみせてくれた。
「……ボ、ボクは大丈夫です……――さん相手なら、怖く、無いですから……」
「……そうか」
「で、でも……もう少しだけ……このままで……」
「……わかった」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
433Res/312.87 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1373184460/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice