過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
↓
1-
覧
板
20
38
:
◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/07/07(日) 20:07:55.97 ID:qH1jWcyn0
「幸子ちゃん、どうも最近レッスンに身が入って無いと言うか……それに、今日は特別酷くて……私も、心配だったんです」
予想通りの言葉に、私は小さく溜息をついた。
幸子に対してでは無い、それに気付かなかった私自身に対してだ。
「……すみません、私のせいです。少しの間、幸子を貸して貰えないでしょうか。彼女と、話したい事があるので……」
私の神妙な表情を、何か値踏みするような顔で見た後、トレーナーさんは何か納得したように頷いた。
「えぇ、いいでしょう。その顔だと、何か悪い事を彼女に言うつもりじゃ、無いでしょうから」
「……はい。ありがとう、ございます」
私は頭を下げ、心からの礼を言った。
「……ふぅ、じゃあ幸子ちゃん。ちょっと休憩して良いわよ。私は、ちょっと外に出るから。10分くらいで戻るからね」
「あ、はい……わかり、ました……」
トレーナーさんの配慮で、私と幸子、二人だけがこの部屋に残された。
昨日の車内で流れた、あの静寂が沈みこんでくる。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
433Res/312.87 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1373184460/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice