過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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◆S.3OfNv5Fw
[saga]
2013/09/04(水) 03:31:37.29 ID:WvnzhtNI0
「あ、あの……」
幸子はまだ蕩けたような顔で、私の顔を見た。
仕事終わりの行為だった。元々疲れているのだからあまり無理強いはできない。
ここでやめるか……もし続けるのなら、ゆっくりと時間をかけよう。
「……何だい? 疲れてしまったのなら、このまま眠ってしまっても……」
「まだ、――さんが……その……」
まだ繋がっていた部分を一瞥して、幸子が恥ずかしそうに言う。
彼女の中でまだ私のものは熱を滾らせていた。
「……そうだね。だけど、無理は、しないでいいよ。
あぁと……少し時間をおいてでも……」
「えっと……それと」
「それと?」
「……ボ、ボクが……」
幸子は口をもごもごと動かし、二の句を告げないでいる。
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