過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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93: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/09(火) 03:03:35.35 ID:IsKRm3XI0

やはり、ここ最近幸子との時間を取れていないのは問題だ。
彼女は、既に私に絶大な信頼を置いてくれている。私から離れようとしない程に。私に、依存しているのでは、と思う時さえある程に。

しかし、今私は幸子以外にみくと愛海。二人を新しく抱えた。
一応、もうあんな事が無いように何かを削ってでも幸子との時間を取る事にはしている。だが、それにも限界がある。
彼女だけを見るという事は、もうできないのだ。

私の、心情的にも。

そうやって、何とも無しに前を見つめていると、ふと、水の色が赤から青に変わった。
信号が変わった事だと気付くのに数秒かかり、慌てて発進させた。


「幸子チャン」


私と幸子を観察していたみくが、何やら楽しげに幸子に身を乗り出して話しかける。




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