過去ログ - 八幡「ブラコンめ」沙希「シスコンめ」
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60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:15:16.06 ID:DZHS8Rkqo
屋上

「うん、ちょっと寒いけど風もないし、天気もいいから問題ないかな。」

太陽にさらされた戸塚の白い笑顔が眩しい。
以下略


61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:15:50.32 ID:DZHS8Rkqo
俺と川崎が持ってきた弁当は、先週の金曜日の時とほぼ同じものだった。
ふっ・・・判ってるじゃないか川崎。

「最初と同じ弁当か・・・あんたのシスコンっぷりもここまで来ると呆れるね。」
「お前だってしっかり最初のをチョイスしてんじゃないかブラコン。まぁ最終回でOP曲が流れるのは清々しい最後に相応しいだろ？」
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62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:16:36.39 ID:DZHS8Rkqo
「んなわけねーだろ！小町の弁当の丸コピーだって言っただろ！？」
「何が妹の弁当だよ見栄ばっかり張っちゃって。大体あんたの妹の中学はお昼給食じゃないか馬鹿。」
「馬鹿はお前だ！そんな事お前んとこの弟も同じだろーが！小町と大志はそもそも同級せ・・・」

え・・・？
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63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:18:01.56 ID:DZHS8Rkqo
川崎を見る。
今まで見たこともないニヤけ面で『今更気づいたのか』みたいな視線を投げかけてくる。

戸塚を見る。
胸の手前で手を合わせ『ゴメンネ』とでも言いたそうな顔をこちらに向ける。可愛い。
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64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga　sage]
2013/07/07(日) 20:20:47.26 ID:T9/wByzZ0
ヒッキーってホント

馬鹿だよねええええええええええええええええええええええええ

65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:21:18.71 ID:DZHS8Rkqo
弁当を食い終わり、俺は敗北の余韻に浸っていた。

「つーか何？もしかして最初にスーパーで会った時から今日のこの時まで丸々茶番？」
「あっはははははははは！まぁそういう事になるかな。多少、まぁ多少は本気だったけど・・・ッククク。」

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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:22:28.90 ID:DZHS8Rkqo
「それで、どう？全力になれた感想は？」
「なっ・・・！？」

「今週の八幡、先週とは比べ物にならないくらい元気だったよ。」
「んなっ・・・！？」
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:23:24.79 ID:DZHS8Rkqo
「ほら、昼休みもそろそろ終わりだよ。」
「八幡、放課後部活前にちょっと時間取れる？」
「あ、あぁ・・・」
「じゃあもう一度ここに来て。そこで色々話したいことがあるから。」
「・・・わーったよ。負けちまったし、断るわけにはいかねーな・・・くっははは」
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68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:24:54.48 ID:DZHS8Rkqo
放課後

「由比ヶ浜ー、今日の部活は遅れるって伝えといてくれ。」
「え？うん、わかった。何か用事？」
「あぁ、昼の決着つけてくるわ。」
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69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:27:49.81 ID:DZHS8Rkqo
「来たぞー。」
「ん・・・」
「あ、八幡ー。」

屋上についたのは俺が最後のようだ。
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70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 20:28:17.31 ID:DZHS8Rkqo
「おう。お話、聞こうじゃないか。」
「うん、この1週間の事なんだけどね・・・」
「実はね、サポーターが居たんだよ。」
「サポーター？」

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