過去ログ - 神崎蘭子(24)「闇に飲まれよ!」
↓ 1- 覧 板 20
2013/07/07(日) 21:05:45.19 ID:FhmYjF9Do
  
  私はにっこりと笑います。 
  私に合わせているのではなく、この人が本気で言ってくれているのがわかったから。 
  
 「でも、プロデューサーさんは、私が十四歳の頃……。ボクと言ってたころと変わった、と思ってるんですね?」 
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/07(日) 21:06:25.76 ID:FhmYjF9Do
  
 「プロデューサーさんはいまの私をカワイイと思いますよね?」 
 「ああ、綺麗だし、かわいいと思うよ。仕草やらも含めてな。それに外見だけじゃなくて、俺はお前の努力を知っている。その姿勢がなによりも……」 
 「褒めてくれるのは嬉しいですが、大事なのはここから先です」 
  
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/07(日) 21:07:26.03 ID:FhmYjF9Do
  
 「つまりですね、いま、こうして落ち着いて話すのが、一番私をカワイク見せられる。だから、そうしているってことですよ」 
 「なに?」 
 「ボクと言うよりも私と言うほうがいまの年齢ではイメージがいいでしょう?」 
 「そりゃそうかもしれんが……」 
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/07(日) 21:08:23.20 ID:FhmYjF9Do
  
 「ああ。俺はあの子が変わるきっかけを奪ってしまったんじゃないか」 
 「私の変化を見て、そう思ってきたと」 
 「ああ」 
  
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/07(日) 21:09:10.31 ID:FhmYjF9Do
  
  彼女の姿を思い浮かべるといつも感じるのは、当人が思い切り楽しんでいることです。 
  
  自分の楽しさを、観客に何倍にも増幅して伝えることが出来る。 
  きっと蘭子さんはそういう人なのでしょう。 
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/07(日) 21:09:47.51 ID:FhmYjF9Do
  
 「だから、蘭子さんが、なにを考えているか、そのあたりが全部わかるわけじゃありません」 
  
  当たり前のことです。 
  どれだけ親しくても、その人が隠していることの全てがわかるわけがありません。 
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/07(日) 21:10:38.64 ID:FhmYjF9Do
  
  それに……。 
  
 「堂々たる魔王の帰還!!」 
  
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/07(日) 21:11:18.04 ID:FhmYjF9Do
 以上です。 
 中二病卒業とかしなくていいから、十年後も楽しく過ごしていればいい。うん。 
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 21:12:07.38 ID:n77D0dONo
 おつおっつ。 
 さっちゃんがいいキャラだったわ。 
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 21:13:19.86 ID:MCHit5AAO
 蘭子スレかと思ったら幸子スレだったでござる 
36Res/18.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。