過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION Ver.2013】
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596: ◆VlVw5c5pe9xY[saga]
2013/09/11(水) 23:02:57.01 ID:eQofRgYoO
「新人達は早速やっているようだな」
「ああ、さっき始まったばっかりみたいだけどな」
「お前は参加しないのか?」
「四人共まだヨチヨチ歩きのヒヨッコだ。あたしが教導を手伝うのはまだ先だな」
「…そうか」
以下略



597: ◆VlVw5c5pe9xY[saga]
2013/09/12(木) 00:16:13.39 ID:rc3wwX60O
「ところでヴィータ。リュウは何処へ行ったか聞いているか?」
「正式な入隊手続きと会議の為に助っ人と一緒に本局。なんか用事でもあったか?」
「ああ、近々試合の相手を頼もうと思ったんだ。手加減無しでやれる相手がいなくて久しかったのでな」
「あいつと戦うと不思議と『強くなった』って実感がハッキリと湧くんだよな。しかもなんか楽しいし」
「同感だ」
以下略



598: ◆VlVw5c5pe9xY[sage]
2013/09/12(木) 00:17:48.13 ID:rc3wwX60O
今回はここまでにします。

投下のペースが遅くなってきちゃった…。


599: ◆VlVw5c5pe9xY[saga]
2013/09/13(金) 18:07:37.64 ID:nCGA6EIGO
[同時刻 シミュレーター内]
『準備完了、と。みんな聞こえる?』
「「「「はい!」」」」
なのはさんからの通信だ。訓練の準備が終わったらしい。

以下略



600: ◆VlVw5c5pe9xY[saga]
2013/09/13(金) 18:35:16.22 ID:nCGA6EIGO
『自立稼働型の魔導機械。これは近付くと攻撃してくるタイプね。攻撃は結構鋭いよー?』
『では、第一回模擬戦訓練…。ミッションは「逃走するターゲット8体を破壊又は捕獲」。15分以内!』
「「「「はい!!」」」」

『それでは!』
以下略



601: ◆VlVw5c5pe9xY[saga]
2013/09/13(金) 21:59:52.43 ID:nCGA6EIGO
【エネミーside】
彼は何処にでもいる人間だった。
だが彼は他の人間と違っていた部分があった。

「世界制服」という野望。
以下略



602: ◆VlVw5c5pe9xY[saga]
2013/09/14(土) 00:01:32.45 ID:9Yxa3Uh1O
力を求めてから数十年後、顔には深い皺が刻まれ筋肉は空気の抜けた風船のように萎んだ。老齢である。
座して死を待つのみとなった彼は絶望する。
「このままでは野望が潰える。何者にも成れずに終わってしまう」

それでも彼は諦め切れなかった。彼は祈った。
以下略



603: ◆VlVw5c5pe9xY[saga]
2013/09/14(土) 00:10:50.82 ID:9Yxa3Uh1O
[四月某日 とある別世界 秘密基地]
「……夢か。久しいな」
ベガは玉座にて夢を見ていた。それはかつて自分が人間であった頃の記憶。忌まわしい過去だ。
「(人を捨ててから今まで見る事の無かった夢…。それも思い出すのも忌々しい人だった頃の記憶だが…『時』は近いという事か?)」

以下略



604: ◆VlVw5c5pe9xY[saga]
2013/09/14(土) 00:23:17.01 ID:9Yxa3Uh1O
モニターには白衣姿の若い男が映し出された。
「お久しぶりですねぇ、総帥殿。この度は…」
「挨拶はいい。要件を言え」
「おおっと、これは失礼。『例の計画』の進行状況の確認をと思いましてね。こちらの準備は整いました。そちらはいかがですか?」
「白々しい奴め…。サンプルデータがあれば直ぐにでも完成するわ。そのデータを収集する役目を買って出たのは貴様であろう。その件はどうなっている?」
以下略



605: ◆VlVw5c5pe9xY[saga]
2013/09/14(土) 00:37:13.29 ID:9Yxa3Uh1O
「勿論抜かりはありませんよ。総帥殿のお陰で準備は完璧です。『彼』は格闘家に大変興味を持っていらっしゃるので実に煽りやすかったですからね。その彼から近々『格闘大会』が開催されるとの連絡がありました」
「…ほう、他の世界でも行われる事があるとは初耳だ」
「私もこのような催しは経験がありませんが…格闘家はミッドチルダ中の注目の的ですから多数の格闘家を抱える『機動六課』は自然と注目されます。恐らくは彼の思惑と機動六課の思惑が偶然にも重なった、といった所でしょう。嬉しい誤算ですよ。これは面白いデータが取れそうですね」
「格闘家と魔導師の闘い…今度はじっくりと楽しめそうだな。よし、試合の様子をリアルタイムで送れ」
「総帥殿の御力とシャドルーの技術提供のお陰でこちらの研究も『娘達』の調整も捗りましたからね。その程度はお安いご用です。…ところで総帥殿、近々御一緒に食事でも如何でしょうか?」
以下略



606: ◆VlVw5c5pe9xY[saga]
2013/09/14(土) 00:50:54.18 ID:9Yxa3Uh1O
通信を終了してからベガが呟く。
「ドクター『ジェイル・スカリエッティ』…。フン、相変わらず考えの読めぬ男よ。だが今はあの男の頭脳と力が必要だ。時が来るまでせいぜいこのベガの手足として働くがよいわ」



以下略



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