過去ログ - ほむら「目覚めろ、その魂」
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103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/18(木) 21:51:39.87 ID:fvkXZw5Lo
さやかは致命傷ではない攻撃を何度か負ったがその度に怪我は治っていく、どうやら彼女の魔法は治療に関するようだ。
それはさやかが自身で願った祈りだが、今は目の前の脅威が排除できないことに苛立ちを感じてしまう。

さやか(いけない、あたしのやることは魔女をマミさんの前に誘き寄せることだ)

魔女を誘き寄せるのはなかなか難儀だ、純粋な速さでは簡単に魔女を振り切れるがそれでは意味がない。
かといって速度を落としすぎれば魔女が怪しんで動きを止めてしまい本末転倒になる。
結果自身の身を犠牲にするように適度に攻撃を食らいながらの戦闘になってしまう。

さやか(まさかここまで魔女と戦うのが難しいなんて)

さやかは速度を緩めずに徐々に結界内の物を利用して高度を上げていく。
魔女は元から浮いているので徐々に上昇していくことには気付かずにさやかを追いかける。

さやか(やっとここまで来た、後はマミさんの攻撃までどうやって正面の位置を固定するか)

最初にやったように刀身を飛ばせば逆上するかもしれないが回避行動を取る可能性もある。
必要なのは魔女にダメージはないが一時的でも目を眩ます物、さやかは走りながら周囲を観察する。
紅茶が入ったティーカップがあちらこちらのテーブルに置かれているのに気付き溢さないように一つを取る。

さやか『正面に回りますので準備を!』

マミ『わかったわ』

テレパシーで連絡を取り、マミの前へと方向を変えていく。
避けようがない距離まで誘き寄せると持っていたティーカップを投げつける。
魔女は紅茶が目に入ることを嫌い目を閉じて避ける。

マミ「ナイスよ美樹さん!!」

声がかかると同時にさやかは飛び上がり射線を開ける。
マミは既に砲を完成させており、さやかが飛び上がったことを確認すると引き金を引く。

マミ「ティロ・フィナーレ!」

放たれた砲弾は魔女に突き刺さり爆発する。
爆発した魔女は空に浮かぶ力を失って地上へと落ちていく。
マミは復活する可能性を考えて銃を構えて近寄っていく、さやかも剣を構えている。
魔女の姿が消えていきグリーフシードを落とすと安堵の息を吐き、それを拾った。



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