過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part4
1- 20
207: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/07/13(土) 23:01:23.46 ID:+W9EwcPAo
「悪いけど、あんまり相手してられないの……いろいろと、ねっ!」

 嫌悪感と、少しの恐怖を飲み込んでグレイスが飛び上がる。
 腕を掲げると、光が宙を舞いその手の中へと吸い込まれ、集束していく。
 それは次第に形となり、剣が生み出された。
以下略



208: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/07/13(土) 23:02:34.98 ID:+W9EwcPAo
「――ッ!?」

 その飛び込みにかろうじて合わせるようにグレイスは剣を突き出すも、ぶつかる直前で男は地面へと脚を刺し方向を急激に変える。
 グレイスをフォローしようと踏み出していたカインドはそれに対応できず、押し倒されるような形で倒れた。

以下略



209: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/07/13(土) 23:03:01.56 ID:+W9EwcPAo
「……私に考えがあります」

「どうするつもり?」

「………少しだけ集中させて。うまくいけば速度を落とせるはずだから」
以下略



210: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/07/13(土) 23:03:41.79 ID:+W9EwcPAo
「これなら、普段から持ち歩いとくべきだったか……なっ!」

 何度目かの突進を、シビルマスクがすくいあげるようにして男を投げて防いだ。
 鋭い刃のついた脚には極力触らないようにはしているがそれでも腕にはいくつも切り傷が刻まれている。

以下略



211: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/07/13(土) 23:04:16.92 ID:+W9EwcPAo
 男は、ほとんど本能でもって感じていた。

 ――さっきの矢ならば、もう見た。すさまじい速さだが前へと脚を突き出せば突破されることはない。

 事実、数発撃ちこんだ矢はほとんどダメージを与えることができなかった。
以下略



212: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/07/13(土) 23:05:43.33 ID:+W9EwcPAo
「ふぅ……」

「……スゴっ」

 思わずグレイスが驚嘆の声をあげる。
以下略



213: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/07/13(土) 23:07:13.87 ID:+W9EwcPAo
「いやぁ、次からは気を付けるよ……流石に入店拒否されるかな?」

「いいから病院にいって! もうっ」

「そういうなよ、なぁ美優……」
以下略



214: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/07/13(土) 23:07:40.45 ID:+W9EwcPAo

 一応は長く戦ってきたつもりだし、助けてきたからこそ覚えた違和感。
 ただの異常者だったのならば、それでいい。思い過しで結構だ。

 ただ、それでも。万にひとつでも彼女たちの生活を壊してしまうのは避けたかった。
以下略



215: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/07/13(土) 23:08:14.32 ID:+W9EwcPAo
「ふぅん……?」

 どうも騒ぎが大きくならない、と覗いてみれば『注いで』あげた男が光の奔流に飲まれているところだった。
 光が飛んできた方へと目をやれば珍妙な恰好の男と、女が2人。

以下略



216: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/07/13(土) 23:09:37.14 ID:+W9EwcPAo
とりあえず〆。アスモデウスと戦わせようと思ったら出会いすらしてなかった
何を言ってるかわからねーと思うが、俺もなにがなんだかわからない

「憤怒の街」関係の前にさしこんでもいいです。とりあえず同時期ではないってことで


217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/13(土) 23:11:10.10 ID:3dplPNIrO
乙ー

アスモちゃん頭いい


1002Res/559.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice