過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part4
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43: ◆EBFgUqOyPQ[sage saga]
2013/07/12(金) 01:13:59.16 ID:0Lh97Fm6o
1回目は、堕天前。人間の素晴らしさを、世界の素晴らしさを知って、人と暮らすために、他の天使とともに愛する神にその考えを理解してもらうために挑んだ。その考えは正しいと信じて。

2回目は、堕天後。自分の考えを理解しなかった神への怒りと、それでも正しいと信じる自分の考えを愛する神も理解してくれるはずという傲慢と共に挑んだ。

智絵里「だから3回目は直接は挑まない。だけどせめて私の考えがどんなものかを知ってもらう。少し強引にでも同じ視点で見てもらえば、神さまもわかってくれるだろうから……」

唯「そう、そのための『神堕とし』、イルミナティの目的なんだから。もともとイルミナティを作ることを言い始めたのも、智絵里だからねー★」

唯はそう言った後、飴細工の皿の傍らに置いてあるカフェラテのカップを手に取って口へ運ぶ。

唯「智絵里も何か頼む?ここのスイーツ結構おいしいんだじぇー」

唯は智絵里にメニューを差し出す。

智絵里「あ……今はいいです。おなかいっぱいなので……」

唯「ふーん、了解っす♪」

差し出したメニューを唯は智絵里の少し隣に置いた。

唯「というわけでー、とりあえずこれからのことを一旦おさらいしてみよっか

『神堕とし』にも手段はいろいろあるけどさー。ゆいたちのしようとしてるのは『境界崩し』でいいんだよねっ」

『神堕とし』を試みた悪魔や堕天使、はたまた人間はそれなりの数に及ぶ。
全能神は堕ちなかったが、様々な手段が模索されて、別の神では成功例もあった。

『境界崩し』は実際に行われたことはないが、確実性が高い手法の一つとして考えられた。
その名の通りこの『世界』と『天界』の境界を無くして上位の世界と考えられている天界そのものを堕とす事である。

唯「でもこれがなかなか難しいんだよねー」



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