120:ルカ(お題:妾の産んだ女の子と本妻の産んだ男の子) 6/6 ◆/xGGSe0F/E[saga sage]
2013/07/25(木) 18:14:52.51 ID:lYHSJ4eN0
「だけど、お前もよく我慢したな。そろそろお前と瑠伽がセックスするのを、俺は認めてやるぞ」
その一言に――奴のもっとも下卑たその一言に――僕は不覚にも混乱してしまった。それと同時に、体中に先程とは違う
熱が巡っていくのを感じていた。何か解放されたような、何かに対する支配欲のような、訳の分からな期待感のような熱が、
僕の体の中を一瞬にして駆け巡って行った。
「お前には禁欲的な生活を与えたからな、どうだ、セックスしたいだろう。瑠伽みたいなエロくて美しい女と」
親父が舌なめずりしながら、初めて僕の目を見た。僕は瑠伽の裸を想像した、彼女とセックスをする様子を想像してしま
った。親父に許されて、瑠伽にのしかかり、乱暴に犯す様子を想像してしまった。それは条件反射だった、だが僕の股間は
反応し、固く勃起してしまった。
「くくく、いいぞ。アイツにいつも通り目隠しをして拘束させよう。アイツは俺と勘違いして、お前を受け入れるだろう。
お前は瑠伽との関係を崩すことなく、アイツを犯すことが出来るんだ、性欲を発散することが出来るのだ。セックスをする
ことが出来るのだ。お前は俺と似て、醜い。普通の方法では、美しい女とセックスをすることが出来ない。だが、お前は俺
の息子だから、どんなに美しい女を犯しても、許される。最も美しい瑠伽にどんな変態的な行為をしたって許される。そし
てお前は親父のお下がりの女で、自分を慰め続けるんだ。大好きな女を、寝取られた相手に返されて、それに縋りついて自
分の股間を擦り続けるのだ。いいんだ。俺も、俺の親父も、そのまた親父も、ずっとそれを繰り返してきた。それがうちの
家系なんだ。俺の妻も、お前と瑠伽のような関係だ。俺の妻は、散々ジジイに玩ばれて、使い古された玩具なんだ。それを
俺が、涎を垂らしながら受け取ったんだ。我慢することは無い。お前には耐えることが出来ない。瑠伽を好きなように扱っ
て、犯し続けるのが、お前にとっての人生の始まりなんだ」
俺は親父の話を聞きながら、突然湧き上がってきた強烈な性欲を、怒りを上回るほどの性欲を、押さえつけることが出来
なかった。僕は、どうしてしまったのだろうか。瑠伽を好きなようにしていいと言われた瞬間に、僕は本当に瑠伽を犯して
しまいたいと言う、抗う事の出来ない欲望に支配されてしまった。これが我が家の、血なのだろうか。僕は、この家が辿っ
てきた歴史を繰り返し、女や金に不自由しない、最低の人間になるのだろうか。僕は固く勃起しながら、瑠伽の姿を想像して
、親父の目を見た。親父は僕を見た。僕は頭が混乱して、ミネラルウォーターの入ったグラスを自分の口元に当てた。強烈な渇きを潤さなければならなかった。
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