過去ログ - ミュウツー『……これは、逆襲だ』
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52: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:27:50.40 ID:Nvgi9fXko
チュリネ「おはよう! きのみ たべてくれた! ありがとう!」
ミュウツー『う、うむ……』
覚醒しきらないうちから、ミュウツーのうろにはチュリネの声が響いた。
夢は見なかった。
外はやけにいい天気だった。
チュリネ「……いたい?」
ミュウツー『いや、もう痛くはない』
そう答えると、チュリネは急に嬉しそうに飛び跳ねた。
チュリネ「チュリネの はっぱ おくすり! すごい?」
チュリネ「ぐあいわるい はっぱ かじる みーんな げんきなる」
ミュウツー(……あ、そういえば頭の葉が一枚減ってるな……)
チュリネ「きのみ チュリネ おてつだいしてるの!」
ミュウツー『きのみを……自分たちで育てているのか』
チュリネ「チュリネ わかんない あのね、おねえちゃん おせわしてるの」
ミュウツー『そいつもポケモンか』
チュリネ「うん! こんど、はたけ みせる!」
ミュウツー『あ、ああ、今度な……と、ところで、昨日の、ダゲキとかいう奴はどこにいる?』
チュリネ「にーちゃん? にーちゃん……おひさま とおいかわで はし なおしてる」
ミュウツー(太陽の遠い川……?)
ミュウツー『そうか……私をそこへ連れて行ってくれるか?』
チュリネ「うん いいよ! チュリネ いま いくの。いっしょいこ!」
..3日目 午前 橋のところへ〜ジュプトル遭遇〜見回りへ
ミュウツー(……はぁ、はぁ……)
ミュウツー(坂道があるなら先に言ってくれ……)
チュリネ「〜♪」
次第に、さらさらと水の流れる音が聞こえてきた。
目的地である小川が近いのだろう。
はじめに自分がいた場所から考えると、向かう先は森の北側である。
ミュウツー(なるほど……太陽の遠い川とは、そういう意味か)
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