過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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165: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:45:31.91 ID:YKWbGWMl0
桐乃「……一つ聞いていい?」
京介「あん?」
桐乃「別にあたしに傘渡すのはいーケドさ。 あんた、自分の傘は?」
166: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:46:08.88 ID:YKWbGWMl0
えーっと。 その場合ってあれだよな。 俺が金出さないといけないよな。
……なんか、おかしくね?
俺は今日、駅まで傘を忘れた妹の為にわざわざ傘を届けて。
167: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:46:40.93 ID:YKWbGWMl0
桐乃「なにぼーっと突っ立ってんの。 邪魔なんですケドぉ」
京介「……悪かったな」
渋々、俺はコンビニへと向かう。 ちくしょう。 せめて金はお袋に出させてやろう……そうじゃないと、マジで割りに合わねーって。
168: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:47:12.61 ID:YKWbGWMl0
桐乃「チッ……マジでキモいけど、仕方ないから傘入れてあげる」
京介「いや良いって。 俺は傘買うから」
桐乃「それだとあたしが悪者みたいじゃん。 あんたの所為でそーなるとかムカつくから却下」
169: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:47:38.91 ID:YKWbGWMl0
で、一緒に帰ることになったのは良いが。
桐乃「もうちょっとあっち行ってくれない?」
京介「……お前、言っておくけど、俺既に体の半分は外に出ているからな?」
170: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:48:10.38 ID:YKWbGWMl0
桐乃「ま、いちおーはあたしが傘忘れたのが原因だしね。 感謝してよ?」
何にどう感謝すんだよ! 言っていることが訳分からないぞ!?
むしろお前が感謝しろって。 生意気な奴だよ、ほんとに。
171: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:48:37.51 ID:YKWbGWMl0
桐乃「キモッ」
もう、何も言うまいって感じだよね。 ほんとさ。
桐乃「そーゆえば、あんた、あたしが貸してるゲームクリアしたの?」
172: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:49:15.15 ID:YKWbGWMl0
京介「い、いや……俺もそれなりに忙しいしよ」
桐乃「チッ……今日中にクリア。 じゃないと許さないから」
京介「……努力はする」
173: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:49:42.84 ID:YKWbGWMl0
桐乃「……何でも無い」
なんだ、空を見上げてた?
桐乃「ほら、ぼさっとしてないでさっさ歩いてよ。 あんたが歩かないと、あたしも歩けないんだから」
174: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:50:09.90 ID:YKWbGWMl0
京介「思えばそうだな。 あれが始めての相合傘だった!」
桐乃「……それって、覚えとく意味あんの?」
京介「さあな。 でも、桐乃がそのまま一緒に入っていいって言わなかったら、俺は結構ショックを受けていたかもしれんな」
175: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/16(火) 13:50:37.76 ID:YKWbGWMl0
桐乃「うんうん。 その調子その調子」
どんな調子なのだろうか? 少し気になる。
桐乃「ま、結局は今も昔もそんな変わらないってことかな?」
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