過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
↓ 1- 覧 板 20
904: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/30(火) 13:06:37.21 ID:BIV3Nzb40
俺はあいつの恥ずかしがっている顔が結構好きだからな……。 当然、それがなくなったからと言ってあいつを好きじゃなくなるなんてことはあり得ないけど。
だから、他の桐乃を驚かせる算段を立てなければならない。
それが、今俺がやるべき事。
905: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/30(火) 13:07:06.77 ID:BIV3Nzb40
京介「お、黒猫か? 学校終わってると思って電話したんだけど、大丈夫だったか?」
「ええ。 大丈夫よ。 それよりどうしたのよ、いきなり」
京介「ちょっとお前に相談したいことがあってさ。 桐乃のことなんだけど」
906: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/30(火) 13:07:33.35 ID:BIV3Nzb40
「まあ良いわよ。 それで、今度はどんなバカップルの悩みなのかしら」
京介「俺たちは別にバカップルじゃねえっての……」
京介「でさ、今桐乃と相手を驚かせるゲームをやっているんだよ。 で、あいつってどんなことで驚くのかなって思って」
907:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/30(火) 13:07:36.85 ID:A42pfkYR0
wktk☆
908: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/30(火) 13:07:51.41 ID:BIV3Nzb40
京介「ええっと……俺たちは別にバカップルじゃない、か?」
「そう、それよ。 で、それをもう一度言ったところで聞くわね。 あなたはわたしにどんな相談をするのかしら?」
京介「いや、だからだな……桐乃と相手を驚かせるゲームをやっていて」
909: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/30(火) 13:08:17.56 ID:BIV3Nzb40
「いえ、こっちの話よ。 それでその相談内容だけど……簡単な方法が一つあるわ」
京介「お、マジか! 是非教えてくれ!」
「こう言うのよ。 聞いておきなさい」
910: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/30(火) 13:08:47.44 ID:BIV3Nzb40
京介「言わねーよ!!!! 馬鹿かお前!!!!」
「……つまり、もうしたということ?」
京介「ちげえ! それについては俺にはしっかり考えがあるんだ! ってか何でお前にこんな話しないといけねえんだよ!」
911: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/30(火) 13:09:26.38 ID:BIV3Nzb40
「あなたは知らないでしょうけど……桐乃は心の中ではそんなのでは全然驚いていないわ」
京介「……マジで?」
「そうよ。 どうせあのビッチのことだから「あーあ、いつまでもそんなソフトなことじゃなくて、とっとと襲ってくれないかな」とか思っているわよ」
912: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/30(火) 13:10:02.78 ID:BIV3Nzb40
京介「た、確かに……言われて見れば、可能性はあるよな」
「だから普段と違うことをするのよ。 そうね、例えば」
「桐乃、大変だ! 沙織が亡くなった!!」
913: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/30(火) 13:10:30.00 ID:BIV3Nzb40
「嘘に決まっているでしょう。 妄想でいくら人を殺そうと罪には問われないのよ……ふふ」
京介「お、おう……一応聞いておくけど、俺を殺したことは?」
「約三回ほど」
914: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/30(火) 13:11:32.15 ID:BIV3Nzb40
と、全く役に立たない電話だった。
分かったことと言えば、黒猫が妄想の中で俺を三回ほど殺している事実だ。
……あいつとは友達関係を改めて考えないと危ないかもしれない。 あやせの次は黒猫か。 俺の苦労は絶えない様で安心したぜ。 はは。
1002Res/354.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。