過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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977: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:10:59.22 ID:qb8o4Hly0
京介「あー、それで。 今日はなんか決めることがあるとか言ってなかったか?」
そんな視線に耐え切れず、話題を変える。 我ながらナイス機転だとは思う。
沙織「良くぞ聞いてくれました! 京介氏!」
978: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:11:25.73 ID:qb8o4Hly0
それは俺もなんとなく聞いていたな。 今日くらいしか……正しくは、ここ最近では今日だけ予定が合ったので。 というのもあるけども、それでもその言い方をするってことは。
京介「桐乃が居ない時に決めたいこと。 で良いんだよな?」
沙織「ふっふっふ。 さすがは京介氏。 良く分かってらっしゃる」
979: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:11:52.69 ID:qb8o4Hly0
京介「クリスマスパーティか……なるほど」
黒猫「……あなた「今年は桐乃とデートだから」とかほざくのは無しよ? 去年も一昨年も二人で過ごしたのでしょう。 今年くらいは」
京介「分かってるよ。 今年は皆で楽しくやろうぜ?」
980: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:12:19.83 ID:qb8o4Hly0
沙織「聞いてくださると信じていましたぞ。 京介氏」
沙織「実はですな。 これはお礼でもあるのですよ」
京介「……お礼?」
981: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:12:45.27 ID:qb8o4Hly0
ていうか、良くもの部分って殆ど皆無だと思うんだけど。 こいつには迷惑掛けっぱなしだしな。
沙織「細かいことは良いでは無いですか。 京介氏は大分前に、プレゼントを貰っていますし……黒猫氏は去年、同人誌製作を手伝って貰っておりますし。 きりりん氏にも何か、と思いまして」
京介「……お前は?」
982: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:13:12.53 ID:qb8o4Hly0
黒猫「……そういうことね。 それで今日決めるのは、どんなサプライズをするか。 ということで良いかしら?」
沙織「その通りですな、黒猫氏。 拙者だけではどうにも考えが及ばず……皆さんの知恵を借りようかと思った所存で」
京介「と、言われてもな……あいつが喜びそうなサプライズねぇ」
983: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:13:40.47 ID:qb8o4Hly0
黒猫は咳払いを一つすると、その内容を語り出す。
黒猫「まず、レンタルルームを借りるというのは大前提で良いかしら?」
沙織「ですな。 今年はそうしようと思っていますので」
984: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:14:06.39 ID:qb8o4Hly0
黒猫「で、わたしと沙織がここよ」
次にコップを一つ取ると、今度はテーブルの隅にそれを置く。
桐乃と黒猫と沙織の位置関係は分かった。 うん。 この時点で嫌な予感がすげえするぜ。
985: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:14:38.34 ID:qb8o4Hly0
京介「……一応聞くぜ。 どういう意味だ、それ」
黒猫「あなたが桐乃を押し倒しているという図ね。 で、わたしと沙織はそれを遠巻きに見ている」
京介「なんで押し倒さないといけねえんだよ!! しかもお前らの前でとか嫌すぎるわ!!」
986: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:15:08.72 ID:qb8o4Hly0
京介「桐乃」
桐乃「な、なに? 急に後ろから声掛けないでよ」
京介「ちょっとこっち向いてくれ」
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