過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」短編集
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:24:53.62 ID:OcKQEmd6o
真奥「なぁ、恵美。好きだ。……多分」

彼が、あまりにも自然にそう言うものだから、反応が遅れた。
数秒してから彼を振り向く。

一度も言ってくれたことのないその言葉に、信じられない思いでいると、彼は彼で気まずそうな顔だった。

真奥「いや、多分がついちまうのが申し訳ないんだが」

真奥「色々あってよく考えて、アラス・ラムスと三人でこうしていたいって気持ちは、きっとそうなんだろうなと」

真奥「……まあ、そう思うわけだ」

そう言って頬をかく。

恵美「……遅いわよ。私が、何度そう言ったと、何度そう言って欲しいと思ってたか分かってるの」

真奥「そこは悪かったと思って、」

最後までは言わせなかった。
自分の唇で、彼の口を塞ぐ。
彼の気持ちが知られた今、最早私の気持ちを押し留めるものはなかった。


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