過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」短編集
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:11:20.33 ID:OcKQEmd6o
真奥「ほら、アラス・ラムス」

アラス・ラムス「まぐろばと!」

手渡された紙袋に目を輝かせるアラス・ラムス。
中身はポテトで、アラス・ラムスのために塩を抜いてもらった。

ここは聖蹟桜ヶ丘から歩いてすぐの多摩川河川敷にある公園だ。
どうしてもマグロナルドでのご飯を主張するアラス・ラムスのために
おにぎりと、マグロナルドで塩抜きポテトだけ買って外で食べることにした。

手元には子供用の服が何セットか。布団は大きいので送ってもらった。
……ベッドはまあ、保留だ。

ポテトを頬張ったアラス・ラムスが、貞夫から飲みかけのお茶を渡されて飲む姿を見つめる。

恵美「……ね、アラス・ラムス、それままにもちょうだい」

アラス・ラムス「うん!」

真奥「恵美、もう一本あるぞ、お茶」

恵美「いいの、これで」

首を傾げる貞夫だったが、アラス・ラムスからお茶を受け取り、飲む。
そう、私達は娘もいる夫婦だというのに、腕を組むまでしかしてない清すぎる関係なのだ。

それを更新した。ついに間接とはいえ、キスを果たしたのだ!
……達成感と共に、若干の虚しさも感じていることは否定しない。


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