過去ログ - 仮面ライダーBLACK RX「禁書目録は俺が守る!!」
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2: ◆XN4eCM.Ho2[saga ]
2013/07/15(月) 19:48:11.96 ID:sSaWBbMK0
「はぁ……はぁ……」

暗闇の中。
少女は走る.

背後から追ってくるのは人間ではない奴ら。


「さぁ、もう追いかけっこは終わりだ。大人しく、あたし達クライシス帝国に捕まりな」


女性が少女へと迫る。

その瞬間、炎が巻き起こる。



「君達は……魔術師?」


「まさか、クライシス帝国に目をつけられるなんてね……」

「どうします? ……迎え撃ちますか?」」



少女を庇う様に立ち並ぶ男女。


「いや……向こうはかなりのやり手だ。彼女を守りながら、戦える保証なんてないよ。例え、聖人の君といえどもね」

「それでは……」

「……彼女を投げ飛ばすんだ?」

「え?」

「君ならできるだろう? どこか遠くへ彼女を投げるんだ。なぁに、怪我はしない筈さ。あれがある限りね」

「ですが……」

「ここで彼女が死ぬのが望みなのか? それに……僕は死ぬ気はないからね。危ないから、逃がすだけさ」


「……わかりました」


女性は少女の体を掴む。


「え……何か嫌な予感がするかも……」

「大丈夫です。後で絶対に行きます。また、笑いあえる日々が来るはずです。だから、すみません」


「え? それって……いや、ちょっと待って欲しいんだよ。なんか、これって、……いやああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!


少女を遥か遠くへと投げ飛ばす。

怪我はしない筈である。
魔力を探れば、すぐに見つけられる問題はない。

問題は……。


「余計な事をしてくれたね。魔術だか、何だか知らないけど。あたしに逆らったことを後悔するといい」



「残念だけど。僕達もやられる気はしないんでね」

「参ります……」



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